
しばらくブログの更新が滞っておりました。今回ご紹介させて頂きたい内容は
「融資」についてです。
一般的に融資と聞くと、金融機関での借入や消費者金融など、高利での借り入れをイメージされる方が
多いかもしれません。実際に民間金融機関で借入れ、返済利率に困憊している事業者の方を目にすることが多いのも事実です。
そこで先に答えをお伝え致します。
皆様、「商工会議所」という期間をご存じでしょうか?
よく役所の天下り先・貸会場としての認識が強いかもしれません。
商工会議所とは民間の経営相談や融資の斡旋、共済等を担う、いわば外郭団体です。
各市町村に点在しており、小さな単位ですと商工会と言われることもございます。
話を戻します。
商工会議所は融資の斡旋を行います。
例えば、、、↓
経営者A:
返済が厳しい、事業もこれから拡大していきたいというのに。
低利で運転資金の借り入れができる金融機関はないだろうか・・。
会議所:
当所では日本政策金融公庫を取扱い機関とし、低利融資を行っております。
条件はございますが、年利1.11%の低利で融資が可能です。
経営者A:
どのようにすれば借入ができますか?条件についてご教示頂きたいのですが・・。
会議所:
まずは決算書を会議所までご持参下さい。
現在の財務状況を照会の上、希望金額に応じた斡旋をさせて頂きます。
本来6ヶ月の当所指導員による経営指導が必要ですが、場合によっては免除とさせて頂きます。
~会議所訪問~
経営者A:
資金繰りは確かに厳しいのですが、税金はきちんと納めています。
従業員も増やしていきたいと考えていますので、2000万円の借り入れを希望します。
会議所:
特に経営は問題なさそうですね。
金融審査会という会議にて、審査員に対し貴社のプレゼンをさせて頂きます。
その審査が通れば、いよいよ融資が可能です。
~2週間後~
審査会を通過いたしました。
融資が通りましたのでご報告です。
おおよそ、以上のような流れになるかと思います。
会議所の中には現地調査として事業所への訪問がはさまれることもあります。
このマル経融資と呼ばれる制度、小規模・中小企業の方には重宝する融資制度です。
融資にあたっての
見逃しのないよう、必ず各市町村の会議所へご確認ください。
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