一昨日、牡蠣の産地として有名な赤穂へ行ってまいりました。牡蠣と言えば北海道をはじめ、岩手県等の東北地方が有名な産地で知られていますね。赤穂の牡蠣は栄養豊富な播磨灘の海で育つため、他の地域よりも成長が1~2年ほど早く、かつ臭み・えぐみも無いため別格の美味しさを誇るのだとか。そんな牡蠣の産地”赤穂”での牡蠣レポートです。
①牡蠣のシーズンは冬!?一番おいしく食べられる時期とは
②赤穂の牡蠣小屋に迫る!牡蠣食べ放題のお店
②赤穂の牡蠣小屋に迫る!牡蠣食べ放題のお店
①牡蠣のシーズンは冬!?一番おいしく食べられる時期とは
お酒のアテに抜群の相性をもつ牡蠣ですが、どうせ食べるなら美味しく食べられる旬の時期に食べたいですよね。実は牡蠣にも種類があり、その時期は一般的に言われている”冬”に限りません。ここでは種類ごとにその旬の時期を見ていきたいと思います。
【真牡蠣】旬:秋~冬(11月~4月)
真牡蠣は海水温が上がり始める5月に向けて、栄養を蓄え始めます。産卵を終えるのが9月とされているため、およそ蓄えがピークとなるのは2~3月と言われています。ちなみに牡蠣の旬(ピーク)とは栄養を最も蓄えている状態を指すので、この月が一般的な旬です。4月・5月に入ると海水温の上昇と共に、牡蠣が精子・卵子を持ち始める時期となりますので、えぐみや癖がでてきます。もちろん販売されている小屋や直売所もありますが、比較的少ないのが現状です。
【岩牡蠣】旬:夏~秋(7月~9月)
真牡蠣と違い、1回の産卵量が少ないため1年を通して比較的栄養を蓄えた状態が続きます。(産卵時期は真牡蠣同様に6月~10月頃です)
よって7月~9月がもっとも栄養を蓄えた状態であり、美味しく食べることができるのです。もちろん冬場でも食べることができるのですが、禁漁期と呼ばれる時期(=海水温の低下により、漁が禁止される時期)に入る為、市場にあまり出回りません。
②赤穂の牡蠣小屋に迫る!牡蠣食べ放題のお店
「海の駅しおさい市場」所在地:〒678-0172 兵庫県赤穂市坂越290−7
JR坂越駅より車で10分程度、港に位置する商業施設です。毎年11月~4月は「牡蠣の食べ放題」が大人(中学生以上):3000円で楽しむことができ、遠方からの観光客でにぎわいます。(幼児800円・小学生以下1600円)制限時間は70分で10:00~15:30の営業時間内となります。商業施設の営業時間が16:00までですので、長時間楽しむことはできません。が、ランチタイムを牡蠣食べ放題等で楽しみ、午後以降は姫路観光をする等の過ごし方が良いかもしれませんね。
「しおさい市場」での牡蠣食べ放題では、2つほど御餅が付いてきます。一つは白餅、もう一つは「みかん餅」で、これがまた絶品でした。栄養をたっぷり蓄えた旬の牡蠣は、中には小さな蟹が入っている身もありました。ぜひ一度、ご賞味頂きたいです。
この記事へのコメント