Googleマイビジネスで大集客!?知らなきゃ損!無料でできる広告について◆

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スマートフォンの利用者の急増やSNSの普及を背景に、お店の集客方法が複雑化している昨今。実はいま、検索エンジンの一つであるGoogleが提供する「Googleマイビジネス」というツールが注目を集めていることをご存知ですか?「チラシやバナー広告に投資したけど効果がない…」、「店舗の存在が知られていない…」そのような悩みを抱える方に向けて、無料で利用できる本ツールをご紹介いたします。これからご商売を始められる方も必見です!






1.「Google マイビジネス」ってなに?活用の重要性について


スマートフォンやPCで検索する際に、Google検索で店舗・企業情報等を調べられたことはありますか?検索結果に検索された場所の情報が詳細に記されている画面右側の枠内、これが今回ご説明する「Googleマイビジネス」です。

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例えばGoogleマップで企業名等を検索すると、同じような情報を閲覧することができます。つまりGoogleマップとも連動しているため、”地図上で経路検索をすることで足を運ぶことも可能”ということです。


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「Googleマイビジネス」とは:https://www.google.com/intl/ja_jp/business/faq/

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つまり何が言いたいのかというと…。

初めてその場所に訪れる人、同業態の店舗が複数あって、比較する際に”情報が整備されていて「行きたい!」と思わせる遡及ができる”ツールがGoogleマイビジネスであるということです。

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企業や店舗(業態問わず)を経営している方は、必ずこの情報を整備しておきましょう。この整備の有無だけで、企業の信頼向上や消費喚起を呼び起こすことが可能です。



2.店舗情報:ユーザーは一目で分かる情報を求めている!?


様々な情報がインターネットを通じて蔓延し、”どの情報を選択すればよいのか”が分からなくなるほど、私たちが接する情報量は莫大となっています。SNSを通じた誹謗中傷ですら虚偽の内容だったり、検索サイトにアクセスしても”本来見たいサイトが閲覧できない”等、アルゴリズムの改変も常に行われています。





Q.インターネット(オンライン上)での広告では、何が最も重要なのか

➢これは題目の通り、”一目で分かる企業(店舗)の情報”です。

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チラシの大テーマ(タイトル)を見て捨てる方が多いように、本来大衆向けの広告は細かな説明文まで熟読するユーザーは少数派です。Googleマイビジネスでは企業(店舗)情報を一目で分かるように基本情報の整備・遡及したい写真・来店促進を図ることができるイベント・キャンペーン告知を1ページ内で表示することができます。





【Googleマイビジネスを整備することで実現する集客方法】

具体的にどのような流れでユーザーが来店することになるのかを、下記に明示いたします。





業態検索・来店の流れ備考
飲食店編】
エリアのことを知らない観光客

①観光雑誌以外にも、ネット上で「●●(場所)×グルメ・スイーツ等」で検索。Googleマップ上で、その場所近辺のグルメも検索。
②評価数を確認し、評価の高い順でソートをかけ口コミを閲覧。
③来店予約orインスタグラム等で更に深く店舗情報を検索する。
この時点で情報がない店舗は、来店候補から除外されます。Googleマップに情報(所在)が無い場合も、同じく来店候補から外れます。

【美容室編】
新しい美容室を探す場合(女性)

①ネット上でホットペッパービューティー等で「席数・単価・クーポン」等の条件を絞り、自身の望む美容室を検索。
②場所が分からないため、Googleマップを起動し、位置情報を検索。この時Googleマイビジネスの口コミ・評価が悪ければ候補対象外となります。
口コミは様々な場面(サイト)で投稿されていることが多く、トータルして評価が高い場合は即決するケースが高いと言います。

【企業編】
就職活動を控えた就活生の場合

①ネット上で受けたい企業を検索し、口コミ情報(退職者の投稿した口コミ等)を閲覧。
②採用HPを閲覧し、社風や新卒者のコメントをチェック。
③Googleマップを起動し、位置情報・口コミ評価等を閲覧する。

企業情報はHPに限らず、Googleマイビジネス上でも整備されていることが重要です。
よく中小零細企業では、これが未対応のケースもあり、”情報整備に投資していない”企業として認知(悪評価)されてしまいます。

お店や企業を検索する場合、約50%のユーザーがGoogle・Googleマップを利用しているというデータがあります。ホームページがなくても、最低限Googleマイビジネスの情報を整備しておくことは必須ですね。




3.新規投稿・データマーケティングについて


飲食店や美容室といったサービス業・小売業等で即活用できる広告方法がありますので、こちらにご紹介いたします。まだ取り組んでいない方や整備ができていない方はぜひチェックしてみてください。





新規投稿:キャンペーンやイベントの告知で来店促進!

ユーザーは同業態のお店を比較するときに、サービスの質が同等と判断した場合は”口コミorクーポン・価格”を天秤にかけて選択するケースが多いと言います。GoogleマイビジネスではTwitterやインスタグラムのように”投稿機能”があり、ユーザーに訴求することが可能です。

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【飲食店の事例】

A店:評価★★★★☆➢単価4,500円

B店:評価★★★★☆➢単価5,000円(Googleマイビジネスの新規投稿に「周年記念!1,000円OFFクーポン有」


ユーザーにとってはそのお店が”周年記念かどうか”なんて、常連客でない限りは知らない情報です。Googleマイビジネスを通して「来店していなくてもお得な情報が得られる”ことこそ、新規顧客の来店動機になります。





ターゲット客層が分かる!?データマーケティングについて

「私のお店は高年齢層を中心に客層を絞りたいんだよね」という飲食店が、実はフタを開ければ若年層中心に客足が多いというケースがよくあります。これは情報のミスマッチや提供しているメニュー・単価が影響していることがほとんどですが、実態をデータから読み取ることが可能です。

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Googleマイビジネスではユーザー属性を閲覧することができ、男女比・検索端末・検索ワード等を可視化させることができます。これで「高年齢層を集客するためには、どうすればよいのか」対策が明確になるわけです。





【美容室の事例】

本当は女性客を集客したいのに、男性客の比率が多い

課題:Googleマイビジネス上の写真が男性モデルばかりの投稿になっている。

女性モデルの写真を増やす。新規投稿で”女性のお友達紹介で、当店自慢のシャンプーをプレゼント”等の紹介サイクルを生み出す。



4.まとめ


実は便利な集客ツールであるにも関わらず、「知らなかった」という意見の多いGoogleマイビジネス。これを上手く活用することで、売上UPや認知度向上を図ることに成功した企業・店舗は多く、利用しない手はありません!コロナウイルス感染症のように外的要因で客足が鈍っている今こそ、キャンペーンやイベントを打ち出す機会。より多くの人に情報を届けることの重要性と、そのツールとして無料でできるサービスをご紹介いたしました。ぜひ一度、ご自身のご商売や事業の告知に利用してみてください。

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