社会人になって大学院に行くことは、個人のキャリアパスや目標によって異なるため、一概に良し悪しを決めることはできません。しかし、大学院に行くことによって、自分自身の専門知識やスキルを深めることができ、職業上のスキルアップやキャリアアップにつながる可能性があります。今回から、本年4月より大学院(MBA)に通うことになった私の生活サイクルや日常風景をご紹介。
皆様の新しい一歩に繋がると嬉しいです。
その選択は、20代最後の悪あがきとして
仕事は毎日定時上がり。単純な事務作業の連続で、普段から頭を使うような業務を与えられず、誰ともコミュニケーションを取らない仕事の日々。「何か新しいことをしたい」・「自分はこのままでいいのか」。新卒で入社した会社に勤め続けながら、そんな想いを抱き続けていました。
書店に並ぶ、数々の「自己啓発」関連の書籍。偶然、妻が手に取った「日経WOMAN」を横目に、「土日だけ大学院に通って、自身のキャリアアップを目指す」女性のインタビュー記事が掲載されていました。
「なりたい自分」を実現する。様々なインタビュー記事やノウハウが盛り込まれていた。
そんな、大変だろうけれど日々一生懸命生きる女性の声や生活スタイルの特集を見て...。
「ビビッ」と来ました。
自分には足りなかった、「目標」を持つことや「何かにチャレンジする姿勢」。
そんな些細な情報誌の特集から、「20代最後の悪あがきで、大学院に進む」ことを決めました。この時27歳と半年。
もちろん、資金面での問題も懸念されたため、妻に了解を得るために情報収集から取り組みました。
大学院選びのコツやノウハウは、雑誌から収集
色々と調べていくうちにわかってくるのですが、社会人が大学院に通学する場合、成績の優秀の可否に関わらず専門実践教育給付金(ハローワークが管轄)という返済不要の給付が受けられることも明らかに。最大120万円の補助が受けられるのだから、改めて「利用できる制度は、積極的に使わないと!」と思うのです。
寝ても1日。授業を受けても1日。
大学院の受験対策や勉強方法は別記事にて紹介しておりますので、私が最近思うことについて触れておきたい。
「大学院受験を決意する!」はコチラ
私はこれまで、平日は9:00〜17:15まで働き、帰って食事・風呂・ゲーム・就寝なんていう「何の変哲もない1日」を過ごしてきました。土日は朝9:00まで寝る日課で、ショッピングモールをぶらぶらして時間を消化する日々。
ところが大学院の受験を通して、「1日の価値」について深く考えるようになりました。
①朝寝起きが辛くて、9:00まで寝てしまう1日のスタート。
②体に鞭を打って、6:30に起床して小論文対策を行う1日のスタート。
たった2時間30分の差だけれども、この小さな差の積み重ねがいずれ大きな成長の差に繋がることは明らか。
①友達とゴルフをして過ごす1日。
②違う業種の方と繋がり、学び舎で授業を受ける1日。
極端かもしれないけれど、そのスコアが何かを生み出すケースは少ない。新しい人とのネットワーク・自分の成長に繋がるインプットは、自分の仕事の生産性を高めるだけでなく、新しいキャリア形成に繋がる可能性が期待される?
毎日就寝前に日記をつけていますが、「何もしなかった」という記載を無くしたい
①就寝時に、「今日は何もしなかったけど、疲れたー。」と呟く23:00。
②「今日は色んなことを学んだ。明日少し復習して、分からないことは教授に聞いてみよう」と妄想する23:00。
考え方や、意見は様々あるとして、私は常に「②」を選びたい人生でいたい。
今の選択を後悔しないために。「あの時、一生懸命やっててよかった」と思えるように。
4月1日から、早速講義が始まる。
社会人が通うというしんどさ・負荷。そして充実度。価値ある情報を、発信していきます。